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財務格付けシミュレーションシート
- 財務関係の情報提供
財務格付けシミュレーションシートとは、金融機関が会社につける成績表のことです。
金融機関は、独自のスコアリングシートを持っていて、会社の決算書に点数を付けています。
金融機関は、その点数によって企業を評価し、融資をするかどうかの判断をしています。
財務格付け評価が良い、メリット
財務格付けが良いと次のようなメリットがあります。
- 融資を受けやすい!
- 金利が低い!
- 融資の実行が早くなる!
「財務格付けシュミレーションシート」では、あと経常利益が○百万増加すれば、金融機関の格付け評価のランクが「5」から「4」に上がるということが、明確に分かります。
お客様にご提供する会計資料については、税理士というプロの視点から、社長に分かり易く、経営に対する気づきを与えられるように説明することを心掛けています。
財務格付けシミュレーションシートをもとにして、金融機関から評価される会社作りを目指しましょう。
銀行がお金を貸したくなる会社
銀行がお金を貸したくなる会社は、確実に元本を返済してくれて、利息を取れるような会社です。
「金の切れ目は縁の切れ目」と言うように、金融機関も返済してくれない会社とは付き合いません。
では、具体的に良い決算書のイメージを見ていきましょう。
銀行から見た「良い決算書」
銀行から見た「良い貸借対照表」
決算書の貸借対照表の左側、資産が計上されている部分についてです。
上部には、現預金など換金性の高い財産が計上されます。
下部には、不動産や設備等の換金性の低い財産が計上されています。
金融機関から見ると、現金預金など、換金性の高い財産が多い方が、リスクが低いので評価が高くなります。
ですから、不動産や設備等の換金性の低い財産ばかり持っていて、現預金が少ないことで評価を下げなくて済むよう、投資もバランスを見ることが大事になります。
今度は右側、負債・純資産が計上されている部分を見てみましょう。
上部には、借入等の負債が計上されます。
下部には、資本金や今までの利益の積み重ねの利益剰余金が計上されます。
金融機関から見ると、借入が少ない方が、自分たちの取り分が増えます。
また同じ借入金でも、1年以内に返済の必要がある短期借入金よりも、長期での借入金の方が借金を長期的に返済するため、金融機関から見ると安定している会社であるという見方になります。
もし借入をする際は、なるべく長期で借りることが、安全性のある会社を創る基本です。
良くある事例として、社長からの借入金が短期借入金となっているケースがあります。
社長からの借入金を短期借入金から長期借入金に勘定科目を変更することで、簡単にできる財務格付け点数がアップするコツです。
さらに、資本金や利益剰余金が多い会社の方が、安定的に利益を出している会社だと評価できます。
会社も、既に借金のある人や換金性のない財産しかない人にはお金を貸しづらいですが、預金がたくさんある人には安心してお金を貸せることと同じですね。
銀行から見た「良い損益計算書」
損益計算書とは、1事業年度の業績を示すものです。
金融機関からすれば、元本と利息を回収できる会社にお金を貸したいことになります。
損益計算書では、営業利益が重要となります。
営業利益は、売上から原価と販売管理費を引いた残額となります。
一般的には営業利益が御社の本業の実力を示す数字として一番大切なものとなります。
営業利益がたくさん出ている会社である程、会社にお金を稼ぐ力があると考えることができます。
営業利益を大きくするためのポイントは、売上以外の収入(雑収入や家賃収入)でも、可能な限り上部に移動させる。
そして、本業とは関係ない経費や非経常的な経費(貸倒損失や固定資産売却損等)は可能な限り下部である、営業外費用や特別損失に移動させることで、営業利益の金額が大きくなります。
金融機関の評価を上げるイメージは、できましたか!?
銀行ごとに違いはありますが、概ね、財務格付けシュミレーションシートのような指標を用いて、あなたの会社の「安全性」「収益性」「成長性」「返済能力」などを見て、融資の審査を行います。
- 安全性(財産は潤沢か?)
- 収益性(利益は出ているか)
- 成長性(今後も業績は拡大するか?)
- 返済能力(借りたお金を返すことができるか)
各指標を見ることで、あなたの会社の課題が見つかりますので、今後の融資を見据えて、課題の解決に取り組むことができます。
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